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出会い厨とは?意味や特徴10選、うざいDMへの賢い対処法を解説

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「出会い厨」って言葉、最近よく耳にしますよね。

ネットやアプリを使っていると、「もしかしてこの人…?」と不安になったり、不快なDMが来て「うざいな…」と感じたりすること、あるかもしれません。

一体どういう意味で、どんな特徴がある人なのか、はっきり分からないと対処も難しいですよね。

この記事では、「出会い厨とは」という基本的な知識から、具体的な見分け方、賢い対処法まで、あなたの疑問や不安に寄り添いながら、分かりやすく解説していきます。

最後まで読めば、きっとスッキリして、安心してネットを楽しめるヒントが見つかりますよ。

この記事のポイント

  • 「出会い厨」の正確な意味や読み方が分かる
  • 性別(男・女)や場所(アプリ・ゲーム)ごとの特徴が理解できる
  • なぜ「気持ち悪い」「何が悪い」と言われるのか、その理由が明確になる
  • しつこい相手への具体的な対処法や撃退方法が学べる
  • 安全にインターネットを楽しむための見分け方や注意点が身につく
目次

出会い厨とは?基本的な意味と使われ方

いつもネットやゲームを楽しんでいる皆さん、最近「出会い厨(であいちゅう)」という言葉を聞いて、なんだかモヤモヤしたり、不安になったりしていませんか?

ネットの世界は広くて楽しい反面、ちょっと困った人に出会うこともありますよね。

この言葉も、そんな「ちょっと困った」状況で使われることが多いんです。

まずは、この言葉がどんな意味なのか、どういう背景で使われるようになったのか、一緒に優しく解きほぐしていきましょう。

言葉の意味をちゃんと理解すれば、むやみに怖がったり、イライラしたりすることも減るはずですよ。

まず知りたい!出会い厨の読み方と正確な意味

まず、読み方ですが、これは「であいちゅう」と読みます。

意味としては、インターネット上のコミュニティ、例えばオンラインゲームやSNS、趣味のサイトなどで、その場所の本来の目的(ゲームを一緒に楽しむ、趣味の情報を交換する、作品を共有するなど)とは関係なく、ひたすら異性(あるいは同性)との現実世界での「出会い」だけを目的として行動する人を指す、ちょっとネガティブなニュアンスを含んだ俗語(ネットスラング)なんです。

単に「友達が欲しい」とか「オフ会に参加したい」という健全な交流とは区別されることが多いですね。

その行動が、周りから見て「しつこいな」「下心が見え見えだな」と感じられる場合に、この言葉が使われる傾向があります。

ネットスラングとしての背景と広がり

この「出会い厨」という言葉、いつから使われ始めたかはっきりとはしませんが、インターネットが普及し、オンラインゲームやSNSが生活の一部になるにつれて、自然と広まっていったと考えられます。

昔は「出会い系サイト」という言葉が主流でしたが、今やゲームやインスタグラムなど、出会いを目的としていない場所でも、そうした行動をとる人が目立つようになりました。

趣味や共通の話題で集まっているはずなのに、そこに関係ない目的で入ってくる人がいると、コミュニティの雰囲気も悪くなってしまいますよね。

そういう迷惑行為をする人たちを指す言葉として、「出会い厨」という表現が定着していったのではないでしょうか。

なぜ「厨」という言葉が使われるのか

「厨」という漢字、ちょっと独特ですよね。

これはもともと「中学生」を略した「中(ちゅう)」から派生して、「中坊(ちゅうぼう)」という言葉がありました。

それが転じて、ネット上では「まるで中学生のように幼稚な言動をする人」や「特定のことに異常に固執する人」を揶揄(やゆ)する意味で、「〇〇厨」という接尾語のように使われるようになったんです。

ですから、「出会い厨」というのは、「出会いに異常に固執し、周りの迷惑を考えない幼稚な行動をとる人」といった、少し軽蔑的な意味合いを含んで使われることが多いんですね。

決してポジティブな意味で使われることはない、と覚えておくと良いでしょう。

一般的にどんなイメージを持たれている?

世間一般で「出会い厨」と聞くと、多くの人があまり良いイメージを持たないようです。

例えば、「自分の欲求が最優先」「相手の気持ちを考えていない」「しつこい」「空気が読めない」といった印象が強いですね。

特に、ゲームや趣味を楽しみたいだけなのに、しつこくDM(ダイレクトメッセージ)を送られたり、個人的な情報を聞かれたりすると、「うざい」とか「気持ち悪い」と感じてしまうのも無理はありません。

コミュニティの輪を乱す存在、あるいは警戒すべき対象として認識されているのが実情ではないでしょうか。

【特徴別】出会い厨の見分け方 10のチェックリスト

さて、基本的な意味がわかったところで、次に気になるのは「どういう人が出会い厨なの?」という具体的な見分け方ですよね。

もちろん、「この人は絶対に出会い厨だ!」と100%断定することは難しいですし、決めつけるのも良くありません。

でも、いくつかの「あるある」な傾向を知っておくことで、事前に「あ、この人はちょっと注意が必要かも」と気づくきっかけにはなります。

ここでは、よく言われる10個の特徴を、僕なりにまとめてみました。

すべてが当てはまるわけではありませんが、複数該当する場合は、少し距離感を意識した方がいいかもしれませんよ。

プロフィールや自己紹介文の傾向

まず最初にチェックしやすいのが、プロフィール欄です。

出会いを目的としている人は、どこかにそれを匂わせる記述をしていることがあります。

例えば、ゲームのアカウントなのに「恋人募集中」「気軽に会える人探してます」と書いていたり、やたらと自分の居住地(「東京住み」など)をアピールしていたり。

また、趣味やゲームの内容とは関係なく、自分の容姿に関する記述(「自称イケメン」など)や、求めている相手の条件(「可愛い子希望」など)を具体的に書いている場合も、少し注意が必要かもしれません。

本来の目的とズレた自己紹介は、一つのサインと言えるでしょう。

会話の「あるある」パターンとしつこさ

実際にやり取りを始めたときの会話内容も、大きな判断材料になります。

ゲームや趣味の話をしているはずなのに、すぐに「どこ住んでるの?」「年はいくつ?」「彼氏(彼女)いるの?」といったプライベートな質問ばかりしてくるのは、典型的なパターンです。

こちらの返事を待たずに次々と質問を重ねたり、答えたくないと伝えても「なんで?」「ちょっとくらい教えてよ」としつこく食い下がったりする場合も要注意。

会話のキャッチボールよりも、相手の情報を引き出すことに必死な様子が見えたら、警戒レベルを上げた方が賢明かもしれませんね。

すぐに個人情報を聞きたがる行動

会話のパターンとも重なりますが、特に「個人情報」への執着が強いのが特徴です。

LINEやカカオトークといった、他の連絡先(個別に連絡が取れるアプリ)を早い段階で交換しようとするのは、よくある手口です。

「こっちのアプリは通知が来ないから」とか「もっとゆっくり話したいから」といった理由をつけてきますが、本当の目的は一対一の閉鎖的な空間で、より深く関係性を迫ることにあるかもしれません。

他にも、最寄り駅や学校名、職場など、行動範囲が特定できるような情報を巧みに聞き出そうとすることもあります。

安易に教えないことが大切ですね。

写真や容姿への過度な執着

相手の容姿を異常に気にするのも、一つの傾向です。

「写真送ってよ」「どんな顔してるの?」と執拗に要求してくることがあります。

こちらが断っても、「こっちは送るから」とか「顔が見えないと信用できない」といった、もっともらしい理由をつけて迫ってくることも。

また、SNSなどで顔写真を公開している人に対してだけ、積極的に絡んでいくという行動も見られます。

相手の内面や趣味の共有よりも、外見的な好みで近づく相手を選んでいる可能性が高いですね。

こうした要求には、絶対に応じないようにしましょう。

男女別に見る行動の違いは?(男の特徴)

一般的に「出会い厨」というと、男性のイメージが強いかもしれません。

もちろん、決めつけは良くないですが、傾向として、男性の場合は比較的ストレートに行動に出ることが多いようです。

例えば、ボイスチャットなどで女性と分かると、急に態度を変えて馴れ馴れしくなったり、集団でのプレイ中でも特定の人にだけ話しかけたり。

「守ってあげる」とか「アイテムあげるよ」といった、下心を感じさせる親切をアピールしてくることもあります。

DMでしつこく誘ってくるのも、男性に多いパターンかもしれません。

女性の出会い厨っているの?(女の特徴)

もちろん、女性の中にも出会いを主目的に行動する人は存在します。

男性とは少し違ったアプローチをすることがあるようです。

例えば、自分からは積極的に誘うのではなく、「寂しい」「悩みを聞いてほしい」といったように、相手の同情や庇護欲を誘うような言動で距離を縮めようとすることがあります。

また、ゲーム内で高価なアイテムをねだったり、特定の強いプレイヤーに守ってもらおうとしたりする行動が、結果的に出会いにつながることを期待しているケースも考えられます。

性別に関わらず、本来の目的から逸脱した行動には注意が必要ですね。

イケメンや美女に対する態度の違い

これは男女共通かもしれませんが、相手の容姿によって態度を露骨に変えるのも、出会い厨と呼ばれる人たちの特徴的な行動の一つです。

プロフィール写真が魅力的(例えばイケメンや美女)だと判断すると、途端に積極的になったり、逆にそうでないと判断すると急に冷たくなったり、無視したりすることもあります。

これは、趣味や人柄といった内面ではなく、あくまでも外見や、そこから発展するかもしれない「出会い」を最優先に考えている証拠とも言えます。

人を見て態度を変える人とは、健全な関係を築くのが難しいかもしれませんね。

オタクコミュニティ内での特有の振る舞い

アニメや漫画、ゲームといったオタク系のコミュニティでも、出会い厨は存在します。

彼ら(彼女ら)は、共通の趣味を「ダシ」にして近づいてくることがあります。

例えば、「今度〇〇のイベントに一緒に行かない?」「好きな作品について朝まで語りたい」といった誘い文句で、自然な形で会う約束を取り付けようとします。

もちろん、純粋に趣味の友達を作りたい場合も多いので見極めは難しいのですが、まだよく知り合ってもいないうちから、二人きりで会うことや、夜遅くまでの約束をしつこく提案してくる場合は、少し警戒した方が良いかもしれません。

出会い厨はどこにいる?主な出没場所と具体例

では、具体的にどんな場所で、そうした「出会い厨」と呼ばれる人たちに遭遇しやすいのでしょうか。

基本的に、人が集まってコミュニケーションが取れる場所であれば、どこにでも現れる可能性はあります。

ただ、特に注意が必要とされる場所や、よく報告されるパターンというものがいくつかあるんです。

ここでは、代表的な「出没場所」をいくつか挙げてみます。

「あ、私もここで似たような経験あるかも…」と思い当たる方もいるかもしれませんね。

オンラインゲームでの遭遇パターン

オンラインゲーム、特にMMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)や、ボイスチャット機能が充実しているゲームは、遭遇しやすい場所の一つです。

ゲームのキャラクターの性別(アバター)で相手を判断し、しつこくパーティに誘ってきたり、ゲーム内のチャットやDMで連絡先を聞いてきたりします。

特に、ゲームの操作を手伝ってあげるといった親切を装って近づき、徐々に個人的な関係に持ち込もうとするケースが多いようです。

純粋にゲームを楽しみたい人にとっては、本当に迷惑な話ですよね。

SNS(インスタ・Xなど)でのDM攻撃

インスタグラムやX(旧Twitter)などのSNSも、彼らの活動場所になりがちです。

趣味の合う人を探すフリをして、ハッシュタグなどから相手を見つけ、突然DM(ダイレクトメッセージ)を送ってきます。

「写真(投稿)いつも見てます!」「もし良かったら仲良くしてください」といった当たり障りのない挨拶から始まり、徐々に「会いたい」という本題に切り替えてくるパターンですね。

特にインスタでは、顔写真や日常の様子を投稿している人も多いため、ターゲットにされやすい傾向があるようです。

見知らぬアカウントからのDMには、慎重に対応しましょう。

マッチングアプリと一般アプリの違い

最近はマッチングアプリ(出会い系アプリ)も一般的になりましたが、ここでの注意点も少し異なります。

マッチングアプリは、そもそも「出会い」を目的としているので、そこで相手を探すこと自体は問題ありません。

ただ、中にはアプリのルールを守らなかったり、体目的や詐欺目的など、不誠実な使い方をする人が紛れ込んでいることもあります。

一方で、ゲームや趣味のアプリなど、出会いを目的としていない「一般アプリ」で執拗に出会いを求める行為は、まさに「出会い厨」そのものであり、運営側も禁止している場合がほとんどです。

使うアプリの目的に応じたTPOをわきまえることが大事ですね。

趣味のコミュニティや掲示板

特定の趣味、例えば「音楽好き」「映画好き」「料理好き」といった人々が集まるネット上のコミュニティや掲示板も、注意が必要な場所です。

共通の話題があるため、相手も油断しやすいという側面があります。

「今度おすすめの〇〇を一緒に見に行きませんか?」といった、趣味にかこつけた誘いがしやすいんですね。

もちろん、健全なオフ会やイベントもたくさんありますが、初対面の人と会う場合は、必ず複数人で、日中の公共の場所を選ぶなど、基本的な自衛は忘れないようにしたいものです。

なぜ嫌われる?出会い厨が「気持ち悪い」「うざい」と言われる理由

ここまで特徴や出没場所を見てきましたが、そもそも、なぜ「出会い厨」はこれほどまでに嫌われ、「気持ち悪い」とか「うざい」といったネガティブな言葉で語られるのでしょうか。

単に「出会いたい」という気持ちだけなら、そこまで非難されることでもないかもしれません。

問題は、その「方法」と「場所」、そして「態度」にあるんです。

ここでは、彼ら(彼女ら)の行動が、なぜ多くの人に不快感を与えてしまうのか、その理由をもう少し深く掘り下げてみましょう。

コミュニティの目的を乱す行為

一番大きな理由は、やはり「コミュニティの目的を乱す」ことでしょう。

例えば、みんなで協力して強敵を倒そうと盛り上がっているオンラインゲームの最中に、一人だけチャットで「〇〇ちゃん、今度二人で会わない?」なんて発言をしていたら、どうでしょうか。

一気に場の空気が白けてしまいますよね。

趣味の情報を交換したくて集まっているSNSのグループで、延々と自分の恋愛話や異性の品定めをされたら、たまったものではありません。

その場所のルールや暗黙の了解を無視し、自分の欲求だけを優先する行為は、他の参加者への裏切りとも言えます。

下心が見え透いたコミュニケーション

会話の端々に感じられる「下心」も、嫌われる大きな原因です。

親切にしてくれるのはありがたいけれど、その裏に「あわよくば…」という期待が透けて見えると、人は警戒心を抱きます。

例えば、手伝ってあげる見返りに連絡先を要求したり、褒め言葉の中に過度な性的ニュアンスを含ませたり。

そうしたコミュニケーションは、相手を尊重しているのではなく、自分の目的を達成するための「手段」として扱っているように見えてしまいます。

純粋な交流を求めている人にとっては、非常に不誠実で「気持ち悪い」と感じられても仕方ありません。

相手の気持ちを考えない一方的なアプローチ

「出会い厨」と呼ばれる人たちの多くは、相手の都合や気持ちをあまり考えない傾向があるようです。

こちらが「忙しい」「興味がない」とやんわり断っているのに、「いつなら空いてる?」「なんでダメなの?」としつこく迫ってくる。

DMを無視していても、何度も何度も送ってくる。

こうした一方的なアプローチは、相手にとっては大きなストレスであり、時には恐怖すら感じさせることもあります。

相手にも「選ぶ権利」や「断る権利」があることを理解せず、自分の要求ばかりを押し付ける姿勢が、「うざい」と思われる根本的な理由でしょう。

「何が悪い」と開き直る心理とは?

中には、「出会いを求めて何が悪いんだ」と開き直る人もいるかもしれません。

確かに、人と出会いたいという気持ち自体は、自然なものです。

問題なのは、先ほども触れたように「場所」と「方法」です。

TPOをわきまえず、出会いを目的としていない場所で、相手の同意も得ずに強引なアプローチをすることが「悪い」のです。

「何が悪い」と感じる人は、自分の行動が他人にどのような影響を与えているか、コミュニティの秩序をどう乱しているか、という視点が欠けているのかもしれません。

自分の欲求を満たすことしか考えていない、と周りから見なされてしまうのも、致し方ないことでしょう。

【実践】出会い厨への賢い対処法と撃退テクニック

では、もし実際に「この人、出会い厨かも…」と感じる相手に遭遇してしまったら、どう対処すればいいのでしょうか。

不快な思いを最小限に抑え、トラブルを未然に防ぐためには、冷静かつ毅然とした対応が求められます。

感情的になって言い返したりすると、逆に相手を刺激してしまうこともありますからね。

ここでは、僕が考える「賢い対処法」と、相手をうまくかわす「撃退テクニック」をいくつかご紹介します。

自分を守るための知恵として、ぜひ覚えておいてください。

基本は無視!スルーとブロックの重要性

最も基本的で、かつ効果的な対処法は、「無視(スルー)」することです。

相手は、何かしらの反応があるからこそ、しつこくアプローチを続けます。

冷たくあしらわれたとしても、「脈ナシではないかも」と勘違いさせてしまう可能性すらあります。

ですから、怪しいと感じたDMやコメントには、最初から一切反応しないのが一番です。

そして、相手がしつこいようであれば、ためらわずに「ブロック機能」を使いましょう。

相手に通知が行くことを恐れる必要はありません。

あなたの心の平穏を守ることが最優先です。

個人情報を守るための鉄則

これは大前提ですが、インターネット上で知り合った相手には、絶対に安易に個人情報を教えないでください。

本名、住所、最寄り駅、学校名、会社名、電話番号、LINEのIDなどは、すべて「教えてはいけない情報」です。

「仲良くなったから」「信用できそうだから」と思っても、相手の素性は分かりません。

「内緒だよ」と言われても、その情報がどこでどう使われるか保証はありません。

特に写真は、一度ネット上に出回ってしまうと取り返しがつかないこともあります。

自分の身は自分で守る、という意識を強く持つことが大切です。

はっきりと意思を伝える断り方

無視やブロックが難しい状況、例えばゲーム内でどうしても関わらなければならない場合などは、一度だけはっきりと自分の意思を伝えることも有効です。

「私はゲーム(趣味)を楽しみに来ているので、出会い目的のやり取りは求めていません」 「個人的な連絡先の交換は、お断りしています」 といったように、感情的にならず、冷静に、かつ明確に「NO」を伝えましょう。

ここで曖昧な言い方(「今はちょっと忙しくて…」など)をすると、相手に期待を持たせてしまうので逆効果です。

効果的な通報の方法とタイミング

もし、相手の言動が利用規約に違反している(過度なセクハラ発言、ストーカー的な行為など)と感じたら、ゲームやSNSの運営会社に「通報」するのも重要な手段です。

多くのサービスには、迷惑行為を報告するためのフォームが用意されています。

その際、できるだけ具体的な証拠(問題発言のスクリーンショット、DMの内容など)を添えて通報すると、運営側も対応しやすくなります。

我慢する必要はありません。

ルール違反には、然るべき対応をしてもらいましょう。

周囲に相談するメリット

もし、特定のコミュニティ(ゲームのギルドやSNSのグループ)内で迷惑行為を受けているなら、信頼できる友人や、コミュニティの管理者(リーダー)に相談するのも一つの手です。

一人で抱え込んでいると、「自分だけがターゲットにされているのでは」と不安が募ることもあります。

周囲に相談することで、「実は私も困っていた」と他の被害者が名乗り出てくれるかもしれませんし、管理者から相手に注意してもらったり、コミュニティから追放してもらったりするなどの対応が期待できます。

相手を刺激しない撃退のコツ

相手を「撃退」したいあまり、強い言葉で罵倒したり、SNSなどで相手を晒したりするのは、あまりおすすめできません。

逆上した相手が、嫌がらせをエスカレートさせる危険性があるからです。

あくまでも「冷静に、淡々と、関わらない」のが基本です。

例えば、「あ、今ちょっとゲームに集中してるんで」「家族(彼氏・彼女)と一緒にいるんで、チャットできません」といったように、相手の誘いに乗れない「事実」だけを簡潔に伝えるのも一つのテクニックです。

相手に「この人に絡んでも無駄だな」と思わせることが、賢い撃退法と言えるでしょう。

もし「会う」と誘われたら?危険性と注意点

さて、ここまではネット上での対処法が中心でしたが、もし相手から「実際に会う」ことをしつこく提案されたら、どうでしょうか。

「ちょっとお茶するだけなら…」「共通の趣味の話ができるかも…」と、少し心が揺らいでしまうこともあるかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。

ネット上のやり取りだけで相手を信用し、安易に会うことには、私たちが思っている以上の「危険性」が潜んでいます。

最後に、この点について、特に注意してほしいことをお伝えしますね。

安易に会うことのリスクとは

ネット上での相手は、いくらでも自分を偽ることができます。

プロフィールに書いてある年齢、性別、職業、さらには性格や趣味さえも、本当かどうかは分かりません。

イケメンや美女の写真を装っている可能性もあります。

そんな、素性も確かでない相手と二人きりで会うことには、大きなリスクが伴います。

「話が面白かったから」「優しそうだったから」というネット上の印象は、現実世界では全く当てにならない可能性があることを、肝に銘じておくべきです。

実際に起こり得るトラブルや犯罪のケース

軽い気持ちで会いに行った結果、深刻なトラブルに巻き込まれるケースは、残念ながら後を絶ちません。

例えば、高額な商品やサービスを勧誘される(マルチ商法など)、宗教の勧誘にあう、といった金銭トラブル。

さらには、性的な被害やストーカー行為、暴力事件といった、取り返しのつかない犯罪に発展する可能性もゼロではありません。

「自分だけは大丈夫」という過信は禁物です。

ネット上の出会いには、常にそうした危険性が潜んでいることを忘れないでください。

未成年者が特に注意すべき点

特に、あなたがもし未成年者であれば、絶対にネットで知り合っただけの大人と会ってはいけません。

大人は、言葉巧みに「君だけは特別だ」「相談に乗ってあげる」と優しく近づいてくるかもしれませんが、その裏には危険な下心が隠されていることが多いです。

年齢を偽って誘い出し、性的な目的を果たそうとする卑劣な大人もいます。

もし、しつこく誘われて困っているなら、一人で悩まず、必ず信頼できる大人(親や学校の先生)に相談してください。

これは、あなたの未来を守るために、本当に大切なことです。

どうしても会う場合の安全対策

とはいえ、ネットでの出会いがすべて悪というわけではなく、素晴らしい友人やパートナーと巡り会うきっかけになることも、もちろんあります。

もし、どうしても「この人とは会って話してみたい」と強く思う場合は、最低限の安全対策を徹底してください。

例えば、「いきなり二人きりでは会わない(複数人でのオフ会などから始める)」「日中の、人目が多い公共の場所(カフェのオープンスペースなど)を選ぶ」「会うことを家族や友人に伝えておく(誰と、どこで、何時まで会うか)」「相手の車には絶対に乗らない」「何かあったらすぐに逃げられる準備をしておく」など。

慎重になりすぎるくらいで、ちょうど良いと思いますよ。

出会い厨についてまとめ

ここまで、「出会い厨とは」というテーマで、その意味から特徴、対処法、そして危険性まで、かなり詳しくお話ししてきました。

最後に、この記事の大事なポイントをまとめておきますね。

  • 出会い厨は、ネットで執拗に出会いを求める人
  • 読み方は「であいちゅう」
  • 本来の目的を無視した行動が「うざい」「気持ち悪い」と嫌われる
  • ゲーム、インスタ、アプリなど出没場所は多岐にわたる
  • 男・女問わず存在し、特徴的な行動パターン(あるある)がある
  • すぐ個人情報を聞く、容姿に執着するなどの見分け方
  • 対処法の基本は「無視」と「ブロック」
  • はっきり断る勇気と、運営への通報も大事
  • 安易に「会う」ことには、犯罪などの深刻なリスクが伴う
  • 自分の身を守る知識をつけ、賢くネットを楽しむ

あなたのネットライフが、より安全で楽しいものになることを心から願っています。

もし困ったことがあったら、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してくださいね。

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